日本語読解 ・ 学習プリント
道を覚えるということ — ナビは街まで連れて行ってはくれないJLPT N2 程度
主旨把握問題(筆者の主張を読み取る)| 原文・全文訳・語彙・文法・解答解説つき
课文原文(本文)
★ 問いに対する答えとして最もよいものを一つ選びなさい。
知らない街でも、画面の矢印に従ってゆけば目的地に着く。曲がる角はその都度教えてくれるから、迷うことも、人に尋ねることもない。便利になったものだと思う。
だが、そうやって着いた街のことを、私はたいてい何も覚えていない。矢印を追っていただけで、街を見ていなかったからだ。反対に、地図を片手に迷い、引き返し、目印を頼りに歩いた街は、何年たっても頭の中に残っている。道を覚えるとは、目的地に着くことではなく、その街を自分の体に入れることなのではないだろうか。
全文翻译(中文对照)
第一段:即使是不认识的街道,只要跟着画面上的箭头走,就能到达目的地。该拐弯的路口它每次都会告诉你,所以既不会迷路,也用不着向人打听。真是变方便了啊。
第二段:然而,就这样抵达的那座街,我大多什么也没记住。因为我只是在追着箭头,并没有在看那座街。反过来说,拿着地图迷了路、折了回来、靠着地标一路走过的街,过了多少年,都还留在我的脑海里。所谓记住路,或许并不是抵达目的地,而是把那座街装进自己身体里的这么一回事吧。
段末「道を覚えるとは、目的地に着くことではなく、その街を自分の体に入れることなのではないだろうか」是主旨所在。句式值得记:「Aとは、Xではなく、Yだ」——筆者在给「道を覚える」这个词重新下定义,否定的是 X(抵达),主张的是 Y(把街装进身体)。「〜のではないだろうか」是委婉的断定,不是犹豫。做主旨题时,答案必须同时保留「否定抵达」和「肯定亲身经历」这两半。
文章结构与段落分析
先承认导航之便:跟着箭头就能到达,不迷路、不必问人,并以「便利になったものだと思う」收束。这是筆者认可的事实,而非其主张——写在这里是为了给后面的转折留出反衬。
「だが」转入正题:这样到达的街事后毫无印象,理由是「矢印を追っていただけで、街を見ていなかったからだ」。再以「反対に」拉出对照——迷路、折返、靠地标走过的街反而留存多年。段末「〜のではないだろうか」以婉曲反问点出主旨:记住路=把街装进身体,而非抵达。
第1段の役割 ― 譲歩・ナビの利便(反衬)
先如实承认导航的好处:跟着画面的箭头走就能到达目的地,该拐弯时会逐次提示,既不会迷路也用不着问人,段末以「便利になったものだと思う」收下这份感慨。这一段不是主张,而是为第二段的转折做铺垫——筆者并不否定便利本身。
第2段の役割 ― 転換+主張・迷った道こそ残る(主旨)
以「だが」转折,指出便利的代价:跟着箭头到达的街,事后什么也想不起来——因为只在看箭头,没有在看街。反过来,拿着地图迷路、折返、靠地标走过的街,多年后仍留在脑子里。段末以「〜のではないだろうか」的婉曲反问点明主旨:所谓记住路,不是抵达目的地,而是把那条街装进自己的身体里。
第1段の役割 — 主張ではなく譲歩(便利さは認めている)
读这类「対比型」随笔,第一件事是分清哪段是主张、哪段是铺垫。第1段通篇在说导航的好:「目的地に着く」「迷うこともない」「人に尋ねることもない」,段末还落下一句「便利になったものだと思う」。注意这句是真心的感慨,不是反话——筆者从未否定便利本身。正因为先把便利认下来(譲歩),第2段的「だが」才有分量。把这一段当成主张,就会掉进「局部细节」型的陷阱。
第2段前半 — 「だが」で提示される代償と、その理由
转折点在「だが、そうやって着いた街のことを、私はたいてい何も覚えていない」。紧接着的一句「矢印を追っていただけで、街を見ていなかったからだ」用「〜からだ」把理由后置,正是全文的因果核心:注意力给了箭头,就没有给街。便利让人「着く」,却不让人「見る」——这是筆者要指出的代价。
「反対に」以下 — 迷った道だけが残るという対照
「反対に」拉出与导航相反的走法:「地図を片手に迷い、引き返し、目印を頼りに歩いた」。这三个动作都是「自分で判断した」的痕迹——迷了、退了、找了参照物。结果是「何年たっても頭の中に残っている」。请注意筆者的论证方式:他不是说迷路本身有价值,而是说迷路时人不得不自己看街,看过的街才留得下来。
重点词汇表
| 単語 | 品詞 | 意味(中文) |
|---|---|---|
| 画面 | 名 | 画面,屏幕 画面の矢印に従って歩く。跟着画面上的箭头走。 |
| 矢印 | 名 | 箭头(符号) 矢印の方へ進む。朝箭头的方向前进。 |
| 従う | 动Ⅰ | 遵从,按照…行事,跟随 案内に従って進む。按照指引前进。 |
| 目的地 | 名 | 目的地 目的地に着く。到达目的地。 |
| 角 | 名 | 拐角,街角 次の角を右に曲がる。在下一个路口向右拐。 |
| 都度 | 名 | 每次,每当那时(多作「その都度」) その都度教えてくれる。每次都会告诉你。 |
| 迷う | 动Ⅰ | 迷路;迷惑,拿不定主意 知らない街で道に迷う。在陌生的街道迷了路。 |
| 尋ねる | 动Ⅱ | 打听,询问 人に道を尋ねる。向人打听路。 |
| 追う | 动Ⅰ | 追,追逐;追随(目光、事物) 矢印を追っていただけだ。只是在追着箭头而已。 |
| 反対に | 副 | 相反地,反过来 反対に、迷った道はよく覚えている。相反,迷过路的路反倒记得很清楚。 |
| 地図 | 名 | 地图 地図を片手に歩く。一手拿着地图走。 |
| 片手 | 名 | 一只手;(「〜を片手に」)一手拿着… コーヒーを片手に話す。一手端着咖啡聊天。 |
| 引き返す | 动Ⅰ | 折回,返回原路 道を間違えて引き返した。走错了路,折了回来。 |
| 目印 | 名 | 标记,记号;(认路的)地标、参照物 赤い屋根を目印にする。把红屋顶当作地标。 |
| 頼る | 动Ⅰ | 依靠,依赖 目印を頼りに歩く。靠着地标走。 |
| 覚える | 动Ⅱ | 记住,记得;学会 道を覚える。记住路。 |
| 残る | 动Ⅰ | 留下,残留 何年たっても頭の中に残っている。过了多少年都还留在脑海里。 |
语法点精讲
意味:「按照…/遵照…/跟着…」,表示依照某个指示、规则、他人的意见行事 接续:名词+に従って(另有「〜にしたがって」表示随着某变化而变化的用法,需按上下文区分)
- 原文画面の矢印に従ってゆけば目的地に着く。只要跟着画面上的箭头走,就能到达目的地。
- 係員の指示に従って避難した。按照工作人员的指示避难了。
意味:「也不会…/用不着…」,表示某种情况不会发生、或没有必要那样做;并列两项时作「〜ことも、〜こともない」 接续:动词辞书形+こともない(「〜ことがない」把「が」换成「も」,带并列或强调语气)
- 原文迷うことも、人に尋ねることもない。既不会迷路,也用不着向人打听。
- 彼なら心配することもない。要是他的话,用不着担心。
意味:「真是…啊」,表示由衷的感慨、感叹(与表示「本该如此」的「〜ものだ」用法不同,靠上下文区分) 接续:动词・形容词普通形+ものだ;形容动词词干+なものだ
- 原文便利になったものだと思う。(我)觉得真是变方便了啊。
- 時のたつのは早いものだ。时间过得真快啊。
意味:「只是…(就)/光是…」,表示范围仅限于此,常暗示「除此之外没做别的」 接续:动词普通形/名词+だけで
- 原文矢印を追っていただけで、街を見ていなかった。只是在追着箭头,并没有在看街。
- 名前を聞いただけで、顔は見ていない。只听到了名字,脸并没看见。
意味:「(这)是因为…」,把理由放在结论之后单独成句,用于补充说明前句的原因 接续:用言普通形+からだ(常与前句的结论呼应,书面论说文常用)
- 原文街を見ていなかったからだ。(这)是因为并没有在看街。
- 遅れたのは電車が止まったからだ。迟到是因为电车停了。
意味:「靠着…/依靠…(作为线索、依据)」,表示以某事物为凭借去做某事 接续:名词+を頼りに(=「〜を手がかりにして」)
- 原文目印を頼りに歩いた。靠着地标一路走过来。
- 記憶を頼りに絵を描いた。凭着记忆画了幅画。
意味:「所谓…就是…」,提示要下定义、加以议论的主题,后面常接「〜ということだ/〜ではなく〜だ」 接续:名词/动词普通形+とは(=「〜というのは」,书面语)
- 原文道を覚えるとは、目的地に着くことではない。所谓记住路,并不是抵达目的地。
- 自由とは、選べるということだ。所谓自由,就是能够选择。
意味:「难道不是…吗/恐怕就是…吧」,以反问的形式委婉地提出筆者的判断,语气上是断定而非犹豫 接续:用言连体形+のではないだろうか(书面更文语的说法是「〜のではあるまいか」)
- 原文その街を自分の体に入れることなのではないだろうか。恐怕就是把那座街装进自己身体里的这么一回事吧。
- 本当の問題は別のところにあるのではないだろうか。真正的问题恐怕在别的地方吧。
解答与解析
道を覚えるとは目的地に着くことではなく、迷いながら歩くことで街が身につくということだ。
与段末主旨句一致。「道を覚えるとは、目的地に着くことではなく、その街を自分の体に入れることなのではないだろうか」——本项同时保留了否定的一半(不是抵达)和肯定的一半(把街装进身体),而「迷いながら歩く」正对应「地図を片手に迷い、引き返し、目印を頼りに歩いた街は…頭の中に残っている」。
- ✗选项1局部细节 ナビの案内に従えば、知らない街でも曲がる角に迷わず目的地に着くことができる。
局部细节。这在文中确是真话——第1段就是这么写的(「曲がる角はその都度教えてくれるから、迷うこともない」),筆者也确实感慨「便利になったものだと思う」。但它只是第1段的譲歩,是为了让第2段的「だが」有东西可转;筆者的落点在「だが」之后。把铺垫当主张,等于把文章读了一半就交卷。
- ✗选项2反向 迷わずに目的地に着けるようになったおかげで、私たちは以前より街をよく知るようになった。
反向。与原文正好相反。第2段说得很明白:「そうやって着いた街のことを、私はたいてい何も覚えていない」,理由是「矢印を追っていただけで、街を見ていなかったからだ」。筆者认为不迷路地抵达恰恰让人不认识街,本项却说因此更了解街了。
- ✓选项3正解 道を覚えるとは目的地に着くことではなく、迷いながら歩くことで街が身につくということだ。
与段末主旨句一致。「道を覚えるとは、目的地に着くことではなく、その街を自分の体に入れることなのではないだろうか」——本项同时保留了否定的一半(不是抵达)和肯定的一半(把街装进身体),而「迷いながら歩く」正对应「地図を片手に迷い、引き返し、目印を頼りに歩いた街は…頭の中に残っている」。
- ✗选项4夸大 便利な道具は人から能力を奪うのだから、ナビのような機械に頼るのはやめるべきだ。
夸大。筆者从未主张停用导航,也没说便利「奪う能力」。相反,他在第1段如实地认下便利:「便利になったものだと思う」。他指出的只是「着く」与「見る」不是一回事。从「有代价」一路推到「应该弃用」,把程度推过了头——这是筆者没有走的那一步。
这是典型的「譲歩→主張」型随笔,读法只有一条:先把「だが」找出来,主张一定在它之后。第1段全是导航的好话,段末还落一句「便利になったものだと思う」——这是筆者真心认下的事实(譲歩),不是他要说的话。第2段「だが」一转,代价出来了:到了却什么也没记住,「矢印を追っていただけで、街を見ていなかったからだ」;再用「反対に」拉出对照——迷路、折返、靠地标走过的街反而多年不忘。段末「道を覚えるとは、目的地に着くことではなく、その街を自分の体に入れることなのではないだろうか」是定义式的收束,「Aとは、Xではなく、Yだ」这个句式本身就在告诉你主旨的两半:否定 X(抵达),肯定 Y(亲身把街走进身体)。据此排除:选1说的是第1段的譲歩,文中为真,但那是被「だが」推翻的铺垫(局部细节);选2把「着けるようになった→街をよく知る」接反了,原文正说因此「何も覚えていない」(反向);选4从「便利には代償がある」跳到「機械に頼るのはやめるべきだ」,可筆者连便利都认下了,根本没主张弃用(夸大)。只有选3两半俱全,为正解。
依据段落:p1、p2
衍生练习
次の単語と意味を正しく組み合わせなさい。
将下列单词与正确释义配对。
「尋ねる」の意味として最も適切なものはどれか。
「尋ねる」的意思最贴切的是哪一项?
「引き返す」の意味に最も近いものはどれか。
「引き返す」的意思最接近哪一项?
( )に入る最も適切な語を選びなさい。 「変更があれば、その( )ご連絡します。」
选出最适合填入括号的词语。
( )に最も合う語を選びなさい。 「あの赤い屋根を( )にすれば、迷わずに来られます。」
选出最适合填入括号的词语。
筆者によると、ナビに案内されて着いた街を覚えていないのはなぜか。
根据筆者的说法,为什么被导航带着抵达的街反而记不住?
( )に入る最も適切なものを選びなさい。 「係員の指示( )避難してください。」
选出最适合填入括号的语法形式(表示依照指示行事)。
( )に入る最も適切なものを選びなさい。 「かすかな記憶( )、昔住んでいた家を探し当てた。」
选出最适合填入括号的语法形式(表示以某事物为凭借)。
( )に入る最も適切なものを選びなさい。 「昔は不便だったが、本当に便利になった( )。」
选出最适合填入括号的语法形式(表示由衷的感慨)。
次の語句を並べ替えて、「〜とは」を使った正しい文を作りなさい。
将下列片段排成使用「〜とは」的正确句子。
次の説明は正しいか。 「『〜のではないだろうか』は、筆者が自分の判断に自信がなく、迷っていることを表す表現である。」
判断说明是否正确:「〜のではないだろうか」表示筆者对自己的判断没有把握、正在犹豫。