日本語読解 ・ 学習プリント
キャスターの仕事を貫く—視聴者目線と質問のしつこさJLPT N2 程度
主旨把握問題(筆者の主張を読み取る)| 原文・全文訳・語彙・文法・解答解説つき
课文原文(本文)
★ 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを一つ選びなさい。
キャスターは、最初に抱いた疑問を最後まで持ち続けることが大切だ。いかに視聴者の関心や思いをすくい取り、納得がいくように伝えるか。そういう意味での、①視聴者の目線に立つということ。
視聴者になり代わって、大事なことは繰り返し、質問の形を変えてまでも、しつこく聞く。
インタビュー相手からはときに、「まだ聞くのか」とあきれられたり、露骨に嫌な顔をされることもある。日本では、政治家、企業経営者など、説明責任のある人たちに対してでさえ、インタビューでは深追いしないことが美徳といった雰囲気、相手があまり話したくないことはしつこく追及しないのが礼儀、といった感じがまだまだあるように思える。しかし、インタビューというものは、時代や社会の空気に流されず、多くの人々に広がっている感情の一体感とでもいうものに水を差す質問であっても、問題の本質に迫るためには、あえて問うべきだと思う。「今日の話はここまでにしよう」と思っている人に、もう一歩踏み込んで、さらに深く話をしてもらうためには、こちらの情熱としつこさにかかっているのだ。
だから、あれもこれも網羅的に聞くのではなく、「ここぞ」というテーマに絞って、横から下から上からと聞く。インタビューの名手、作家の沢木耕太郎さんは、「インタビューに必要なものは、その人を理解したいという情熱だ」と書いている。まさにそうなのだ。
全文翻译(中文对照)
第一段:キャスターは、最初に抱いた疑問を最後まで持ち続けることが大切だ。いかに視聴者の関心や思いをすくい取り、納得がいくように伝えるか。そういう意味での、視聴者の目線に立つということ。
第二段:視聴者になり代わって、大事なことは繰り返し、質問の形を変えてまでも、しつこく聞く。
第三段:インタビュー相手からはときに、「まだ聞くのか」とあきれられたり、露骨に嫌な顔をされることもある。日本では、政治家、企業経営者など、説明責任のある人たちに対してでさえ、インタビューでは深追いしないことが美徳といった雰囲気、相手があまり話したくないことはしつこく追及しないのが礼儀、といった感じがまだまだあるように思える。しかし、インタビューというものは、時代や社会の空気に流されず、多くの人々に広がっている感情の一体感とでもいうものに水を差す質問であっても、問題の本質に迫るためには、あえて問うべきだと思う。「今日の話はここまでにしよう」と思っている人に、もう一歩踏み込んで、さらに深く話をしてもらうためには、こちらの情熱としつこさにかかっているのだ。
第四段:だから、あれもこれも網羅的に聞くのではなく、「ここぞ」というテーマに絞って、横から下から上からと聞く。インタビューの名手、作家の沢木耕太郎さんは、「インタビューに必要なものは、その人を理解したいという情熱だ」と書いている。まさにそうなのだ。
为了接近问题的本质,作为主播必须始终保持疑问、站在观众立场并以坚持和情热对关键问题反复追问,即使会招致反感也要敢于问。
文章结构与段落分析
强调主播要从一开始就保持疑问,站在观众立场抓住并传达观众的关心与想法。
代替观众不断用不同形式反复提问,哪怕需要“しつこく”也要坚持。
承认追问会招致反感,但为接近问题本质,主张即便打破社会和气也应敢于追问,并强调采访者的情热与坚持的重要性。
主张不求面面俱到,而聚焦关键主题多角度追问,并引用沢木的观点:理解对方的情热是采访所需。
第1段の役割 ― 問題意識の提示
作者在本文开头提出采访时应保持的疑问与立场(以观众为中心)。
第2段の役割 ― 聞き方の方針
说明作为采访者应如何替代观众提出重复且变化形式的问题,表现出坚持。
第3段の役割 ― 反発と正当性の主張
讨论追问可能带来被采访者反感与社会礼仪之间的张力,并为追问的必要性辩护。
第4段の役割 ― 重点と情熱の強調
总结采访时应聚焦关键主题、从多角度追问,并引用名家观点强调理解对象的情热是采访必备。
从观众立场出发的论点建立
第0段直接提出“視聴者の目線に立つ”作为判断标准,显示作者论述从观众利益出发,而不是从采访者个人兴趣。这为后文关于提问策略的合理性提供了价值基准。
重复与变换提问作为方法论
第1段以简短句式说明具体方法:代替观众、反复、变换问题形式、しつこく聞く,形成可操作的采访技巧说明,语气坚定,突出“坚持”的重要性。
承认阻力但强调正当性
第2段承认会遭遇被采访者反感与社会风气上不追问的倾向,但通过“問題の本質に迫るためには、あえて問うべきだと思う”进行价值判断,转向正当化坚持追问的立场。
聚焦主题与情热是有效采访的核心
第3段提出“網羅的に聞くのではなく、『ここぞ』に絞って”以及引用沢木的话,把采访的实务技巧(聚焦、多角度)与内在动机(情熱)二者结合,形成技艺与伦理并重的结论。
重点词汇表
| 単語 | 品詞 | 意味(中文) |
|---|---|---|
| キャスター | 名词 | 电视等新闻节目中的主持人、播报员 |
| 視聴者 | 名词 | 收看(节目)的观众 |
| しつこく | 副词 | 执拗地、反复地 |
| 露骨 | 形容动词(ナ形) | 明显、露骨、直白地表露 |
| 説明責任 | 名词 | 应对公众或相关方承担说明责任 |
| 網羅的 | 形容动词(ナ形) | 网罗式的、全面覆盖的 |
| 情熱 | 名词 | 热情、热忱 |
语法点精讲
意味:代替……、以……的身份代替做某事 接续:用于表示站在他人立场或代表他人去做某事,文本中指代替观众提出问题。
- 原文視聴者になり代わって、大事なことは繰り返し、質問の形を変えてまでも、しつこく聞く。代替观众,对于重要的事情要反复、甚至变换问题形式地执拗追问。
意味:给人…的感觉、似乎… 接续:表示作者对某种社会风气或现象的主观感觉或判断,语气较为委婉。
- 原文相手があまり話したくないことはしつこく追及しないのが礼儀、といった感じがまだまだあるように思える。我觉得(日本社会中)似乎还有那种不执着追问对方不愿多谈之事是礼貌的风气。
解答与解析
問1内容理解傍線部①視聴者の目線に立つとは、どういうことか。
視聴者の関心が高い事柄を取り上げ、それを納得できるように伝えること
开头明确说要汲取观众的关心和想法,并以让观众能够理解、接受的方式传达。
- ✓选项1正解 視聴者の関心が高い事柄を取り上げ、それを納得できるように伝えること
开头明确说要汲取观众的关心和想法,并以让观众能够理解、接受的方式传达。
- ✗选项2局部细节 視聴者から受けた質問を、代わりに自分がインタビュー相手に聞くこと
“代替观众提问”是比喻性的立场,原文没有说问题必须由观众事先提供。
- ✗选项3反向 視聴者にとって大事な情報を選び、それを何度も繰り返し放送すること
原文说采访时要反复追问重要问题,不是反复播放同一条信息。
- ✗选项4无中生有 視聴者から寄せられた様々な質問に対して、すべて丁寧に回答すること
文章讨论的是采访者如何提问,而不是回答观众寄来的所有问题。
先定位题干中的关键词,再按原文的因果、指代与限定范围逐项核对。站在观众角度,就是抓住观众关心的事情与想法,并以能让他们理解、接受的方式传达。
依据段落:p1、p2、p3、p4
問2内容理解筆者によると、インタビューをする際に必要なものは何か。
相手についてもっと知りたいという熱い気持ち
结尾直接引用“理解对方的热情”,与该项一致。
- ✗选项1局部细节 他の人とは違う、自分ならではの視点
文章要求站在观众立场深入追问,没有强调与众不同的个人视角。
- ✗选项2反向 時代や社会の空気を感じ取る能力
作者反而主张不被时代和社会氛围裹挟,必要时提出打破一致感的问题。
- ✓选项3正解 相手についてもっと知りたいという熱い気持ち
结尾直接引用“理解对方的热情”,与该项一致。
- ✗选项4无中生有 最初にした質問を最後まで覚えていられる記憶力
原文说要坚持最初的疑问,强调持续追问的意志,不是记忆能力。
先定位题干中的关键词,再按原文的因果、指代与限定范围逐项核对。作者认同采访名手的观点:采访需要真正想要理解对方的热情。
依据段落:p1、p2、p3、p4
問3内容理解筆者の考えに合っているものはどれか。
問題の本質を明らかにしたいのなら、インタビューでは聞きにくい質問もあえてするべきだ。
原文明确主张,为接近问题本质,即使是会打破一致感的难问问题也应主动提出。
- ✗选项1局部细节 深追いしない、追及しないというルールを守らなければならない。
作者把不深追、不追问描述为日本社会仍有的气氛,并不赞成将其当作规则。
- ✗选项2反向 インタビュー相手に多く話してもらうには、マナーを守り、丁寧な言葉遣いをすることが大切だ。
作者认为让对方深入谈下去靠的是采访者的热情和坚持,没有把重点放在礼仪和措辞。
- ✗选项3无中生有 せっかくのインタビューの機会だから、様々なテーマについて、たくさん質問したほうがいい。
原文明确说不要面面俱到,而应集中在关键主题上从不同角度追问。
- ✓选项4正解 問題の本質を明らかにしたいのなら、インタビューでは聞きにくい質問もあえてするべきだ。
原文明确主张,为接近问题本质,即使是会打破一致感的难问问题也应主动提出。
先定位题干中的关键词,再按原文的因果、指代与限定范围逐项核对。为接近问题本质,即使问题难问、可能破坏社会上的一致感,也应当敢于追问。
依据段落:p1、p2、p3、p4
衍生练习
本文の要点を中国語で簡潔にまとめなさい。
请用中文简要概括本文要点。